「司法書士 松戸」のキーワードによるGoogle検索で、長らく3位をキープし続けている司法書士松戸.comですが、アクセス数についてはまったく増加の兆しがみられません。

ホームページおよびブログなどを全て合算した「司法書士松戸.com」ドメインへのアクセス数は、最近1ヶ月の実績で約1.5件/1日しかなく、(数字は、Google Analytics のセッション数)、アクセスが全くない日も多いです。

店舗を構えている商売では、業種と地域名とを合わせた複合キーワードで上位表示させるのが、SEO(検索エンジン最適化)の基本だといわれています。

いわゆる士業事務所においても、司法書士、弁護士、税理士などの業種名と、千葉県、松戸市などの事務所所在地を掛け合わせたキーワードにより、検索結果の上位表示を目指すのは常套手段です。

そこで、私も「司法書士松戸.com」との日本語ドメインを取得して、司法書士×松戸での上位表示をもくろみ、結果として3位を維持しているわけです。それなのに、日々のアクセス数が平均2件にも満たないのは大きな誤算です。

司法書士×地域名のSEOは意味が無い?

私は、長年にわたってホームページ経由のお客様からのご依頼を中心にして業務をおこなっています。そして、司法書士×松戸の検索キーワードで1位に表示されるために多大な力を注ぎ続けています。

実際、当事務所メインサイト( http://www.office-takashima.com/ )は現在も一位を維持しています。しかしながら、司法書士×松戸のキーワード検索による訪問がほとんど無いとすれば、何のために努力をしているのかが分からなくなります。

今に至っても結論は出ないのですが、「司法書士 松戸」のキーワードによる訪問数は少なかったとしても、お問い合わせにつながる比率は高いのではないかと考えています。松戸の司法書士を探して検索をしているわけですから、上位に表示された司法書士事務所にそのまま問い合わせをする可能性が高いだろうということです。

相続×松戸でのSEOはどうか?

司法書士×松戸による訪問数が少ないとして、それならば、検索をしている方が何を求めているかを考えてみる必要があるかもしれません。司法書士に関連するものであれば、相続登記(相続による不動産の名義変更)などはホームページ経由でのお問い合わせが多いものの代表例です。

しかし、ここで大きな問題があります。検索をするのは専門家ではない一般の方ですから、相続登記とのキーワードを使うとは限らないということです。というより、むしろ相続登記などという言葉を使う方が珍しいと言って良いでしょう。

だとすれば、相続登記×松戸でSEOに励んでも効果は薄いかもしれませんが、それならば何を対策キーワードとすれば良いのでしょう。名義変更との言葉を使う方もいるでしょうが、名義変更といえば自動車のことを指すのが一般的です(といいつつ、名義変更×松戸で検索してみると、当事務所の相続登記のページが2位に表示されました)。

結局、今回も結論はないのですが、タイトルには必ず地域名(松戸市など)を入れるようにして、後はどんなキーワードが使用されてもいいように、数多くのページを作成しておくしか無いようにも思います。実際に、アクセス解析をしてみると使われている検索キーワードは多種多様です。

その積み重ねで、当事務所メインサイトへの訪問数は1日平均で2,000を超えるようになっています。したがって、「司法書士 松戸」とか、「相続登記 松戸」など、簡単に思いつくキーワードでSEOをおこなってもたいした成果は得られないと考えるべきでしょう。

などといいつつ、たまには更新しないと「司法書士×松戸」で3位の位置が危ういと考え、思いつくままに書いてみました。